サッカー1級審判員を目指して

競技規則の解釈や、Jリーグであった判定について、自分の審判記録などいろいろと書いていこうと思います。疑問・訂正等あればコメントよろしくお願いします。
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副審のポイント

今週の日曜日に、副審をすることになりました。

というわけで、イメトレをかねて副審のときに気を付けることを。

第6条の基本のまとめのような感じですが・・・



まず、

・オフサイドの監視
・ボールがラインを割ったかどうか
・ファールサポート

の三つが、もっとも基本的な副審の役割です。


続いて、

・ゴールキックやコーナーキック時のボールの位置の監視
・反則が起きたのがペナルティーエリアの中か外かの監視


の二つは副審に任されることもある重要な役割になります。


また、フラッグの持ち方の注意として

・基本的に左手で持つ
・次のシグナルを示すほうの手で上げる
・持ち替えは腰より下で
・フラッグは振らずに走る


等があります。


そのほか、

・スローインの位置を示す
・交代のシグナル
・得点後に争いが起きないようブッキングをずらして監視する
・コーナーキック時、主審がプレーを停止したら蹴らせないようにする


などなど、細かく書けばいろいろあります。


まあ、あまりレベルの高い試合ではないのですが気を抜かず頑張ってこようと思います。


選手の全力のプレーと、審判団の的確なレフェリングで試合は面白くなるものなので!!



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[ 2015/09/11 23:16 ] 競技規則第6条 | TB(-) | CM(0)

特定の状況下とは?

昨日の第6条の基本の記事についてコメントをいただきました。


副審の任務の6個目、「反則が起き、主審より副審がよりはっきりと見えるときはいつでも(特定の状況下で、反則がペナルティーエリア内で起きたときを含む)」について、特定の状況とは具体的にどのような状況か、また、敢えてこの文言を入れる必要があるのかというコメントです。

実は私も疑問に思いつつ自分なりの解釈で済ませていたのですが、調べても解説しているところは見つからず、上級審判員の方に聞いたこともなかったのでとりあえず私の解釈を書いていきたいと思います(近いうちに1級の方と会う予定なので、答えていただけたら追記します)。

まず、競技規則に疑義が生じた場合、英語版に基づくとなっているので、英語版の競技規則から引用すると、

. when offences have been committed whenever the assistant referees have a better view than the referee (this includes, in certain circumstances,offences committed in the penalty area)

また、日本語版では

・反則が起き、主審より副審がよりはっきりと見えるときはいつでも(特定の状況下で、反則がペナルティーエリア内で起きたときを含む)

となっています。「より」が二つあって分かりにくいですが、言い換えると「主審より副審のほうがはっきりと反則が見えるときはいつでも」という感じでしょうか。


英語のほうが分かりやすいですが、英語から日本語になる過程でニュアンスが変わってしまったということはないように感じます。


というわけで、まず"特定の状況"とはどういう状況かということを考えたいと思います。


私が考えたのは

・カウンターなどで主審が追いついていない
・ゴールキックや、ペナルティエリア内の守備側FK


の2点。また、知り合いの3級審判員に相談して出てきたものとして、

・シミュレーションやハンドリング

があります。


どういうことかというと・・・

まず、カウンターの場合主審のスピードよりボールのほうが明らかに速いですから、主審は遠くから判断することになります。

明らかにペナルティーエリア内で反則があれば多少遠くても主審が判断できますが、ゴールラインに平行なペナルティーエリアのライン上ぎりぎりで反則が起こった場合、主審には判断がつきません(横については主審のほうが判断しやすいです)。

打ち合わせをしっかりしておく必要がありますが、こういう場合副審は

1.PKならば主審が笛を吹いた後ゴールラインとペナルティーエリアラインの交点に移動
2.FKならばそのままもしくはゴールラインに平行なペナルティーエリアのラインのところに移動

とお願いされることが多いかと思います。

このように、反則が起きたのがペナルティーエリアの中か外かを副審が判断する場合というのが一つ目。


次に、ゴールキックやペナルティエリア内の守備側FKですが、ゴールキックは昨日も書いた通り3つの順序があり今回の場合、2の違反になります。これも縦方向の話ですが副審のほうがはっきりと見え、ボールが外に出ているかどうかの判断は基本的に副審に任されています。

ここまでは知っている方も多いと思いますが、まだあります。ペナルティーエリア内の守備側のFKはペナルティーエリアから直接出るまでインプレーとはなりません(この前私も間違えました)。こちらもゴールキックと同様に副審のほうがはっきりと見えます。

このように、インプレーになっているかの判断を副審がするという状況が二つ目。


最後に、シミュレーションやハンドリングについて。これは知り合いの方に聞いたのですが、人が重なって見えないような場合、倒れたのがファールなのかシミュレーションなのか、あるいは手でコントロールしていないか、副審のほうが見やすい場合があります。

得点にかかわる場合があるので、シミュレーションがPKという判定になってしまったりした場合には主審に知らせる必要があると思います。

この場合、攻撃側の反則という事もあるので、必ずしも守備側競技者の反則に限ったルールではないのではないかと思います。


以上3つの点が特定の状況の例として挙げられるのではないでしょうか(あくまで個人的な解釈ですので参考程度に・・・)。


ほかにもいろいろあるとは思いますが、これらを一つひとつ書いていたら反スポのように多くなってしまうので、特定の状況下とまとめたのではないかと思います。詳しくは分かりませんが・・・


また、ペナルティーエリア内でと書いてあることから、基本的にペナルティーエリア内の反則は得点にかかわる場合が多く、副審が旗を上げることで選手の動きが止まってしまう事なども考えられるため、明らかに副審のほうがはっきり見える場合以外はあげないほうがいいという意味で()書きで注意してあるのかなと思います。

この点については試合前の打ち合わせでどこまで副審がサポートすればいいかというのを聞いておく必要があります(すなわち、主審によって特定の状況というのも変わってくるものだと思います)。



以上が特定の状況下についての私なりの解釈です。


大事なのは主審とのコミュニケーションです。帯同の審判であっても、軽い打ち合わせはするようにしましょう。


※しつこいようですが、あくまで個人的な解釈であり、上級審判の方に聞いたりしたわけではないので、もし何か知っているという方がいればコメントしてくださると助かります。

2016.2.8追記
解決しました
特定の状況下とは?が解決!&その他諸々
追記ここまで



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[ 2015/08/20 22:00 ] 競技規則第6条 | TB(-) | CM(2)

第6条の基本

今日は、「第6条 副審」です。

長いですが、一部省略しつつ一回で終わらせようと思います。

ちなみに、追加副審のところは省きます。


●任務

副審の任務は、次のときに合図をすることである。
・ボールの全体がフィールドの外に出たとき
・どちらのチームがコーナーキック、ゴールキックまたはスローインを行うのか
・競技者がオフサイドポジションにいることによって罰せられるとき
・競技者の交代が要求されているとき
・主審に見えなかった不正行為やその他の出来事が起きたとき
・反則が起き、主審より副審がよりはっきりと見えるときはいつでも(特定の状況下で、反則がペナルティーエリア内で起きたときを含む)
・ペナルティーキックのとき、ボールがけられる前にゴールキーパーがゴールラインを離れたかどうか、またボールがゴールラインを越えたかどうか

●援助

さらに副審は、競技規則に従って試合をコントロールする主審を援助する。特に9.15m(10ヤード)の距離をコントロールする援助を行うために、フィールドに入ることができる。


ここまでが競技規則の部分です。続いてガイドライン。
位置取りについてのイラストが続くので、説明文から一部引用しています。

3. ゴールキック
 1.副審は、先ずボールがゴールエリア内にあるかどうかチェックしなければならない。
 2 .ボールが正しくゴールエリア内に置かれたならば、副審はペナルティーエリアの端まで動き、ボールがペナルティーエリアから出る(ボールがインプレーとなる)ことや攻撃側競技者がエリア内にいないことをチェックしなければならない。
 3 .最終的には、副審はオフサイドラインのチェックができる位置取りをしなければならない。

4. ゴールキーパーがボールを放す
副審は、ペナルティーエリアの端のところに位置を取り、ゴールキーパーがペナルティーエリアの外でボールを手で触れていないかどうかチェックしなければならない。
ゴールキーパーがボールを放したら、オフサイドラインのチェックができる位置取りをしなければならない。

5. ペナルティーキック
副審は、ゴールラインとペナルティーエリアラインの交点のところに位置しなければならない。ボールがけられる前にゴールキーパーが露骨にゴールラインから離れて得点とならなかった場合、副審は旗を上げなければならない。

7. 得点か得点でないかの状況
得点があり、その決定に疑問がないときであっても、主審と副審は目で確認し合わなければならない。その後、副審は、旗を上げずに25~30mタッチラインに沿いハーフウェーラインに向かってすばやく走らなければならない。

得点があったが、ボールが依然インプレーのように見えるとき、副審は先ず旗を上げて主審の注意をひかなければならない。

ボールの全体がゴールラインを越えず、得点となっていないので、それまでどおりプレーが続く場合は、主審は副審と目で確認し合わなければならない。

8. コーナーキック
コーナーキックのときの副審の位置は、ゴールラインの延長上でコーナーフラッグの後方である。
また、ボールがコーナーアーク内に正しく置かれているかチェックしなければならない。


副審がとるべき行動について書いてあります。特に4を忘れている方が多いような気がします・・・

副審にしか見えないので重要な任務です。


次はシグナルについて

●フラッグテクニックとチームワーク
副審の旗は、常に主審に見えるようにし、広げた状態で、走っているときもバタバタさせてはならない。
シグナルするとき、副審は立ち止まり、フィールドに面し、主審を目で確認して、落ちついて旗を上げなければならない。旗は、伸ばした腕の延長のようになるように上げる。
副審は、次のシグナルを示す方の手で旗を上げなければならない。状況が変わり、次のシグナルをもう一方の手で行わなければならなくなった場合、副審は腰より低い位置で反対の手に旗を持ち替える。
副審は、ボールがアウトオブプレーになったことをシグナルするときは、主審がそれに気づくまでシグナルし続けなければならない。



基本的にゴールに向かって走るときは左手、ハーフウェーラインに向かって走るときは右手でフラッグを持ちます。フラッグを持っている手は振らずに走りましょう。
また、シグナルをし続けるとき、オフサイドなら状況によっては下げてもいいのですが、アウトオブプレーの場合は何があっても下げてはいけません。


・オフサイド
副審は、オフサイドと判定したならば、まず旗を上げる。その後、旗を用い、反則のあった地域を示す。
主審が旗をすぐに見なかった場合、副審は主審が気づくまで、または明らかに守備側チームがボールをコントロールするまでシグナルし続けなければならない。
副審は、良い視野を確保するため、旗を右手で上げなければならない。


反則のあった地域を示すとき、副審から遠いサイドならフラッグを高めに、真ん中あたりなら水平に、近いサイドなら下げ気味にします。
主審が見なかった場合は、声をかけるのもありです。たいてい守備側のベンチから声が出ますが。


・ファウル
副審の間近や主審の見えないところでファウルまたは不正行為が犯されたとき、副審は旗を上げなければならない。
ファウルまたは不正行為が犯されたとき、副審は次のことをしなければならない。
 ・シグナルするときに用いる手と同じ手で旗を上げることにより、主審にどちらの競技者がファウルを犯したか容易に示すことができる。
 ・主審を目で確認する。
 ・旗を左右に振る(過度にまたは強く振ることは避ける)。

副審は〝ウエイト・アンド・シー: Wait & See(多少待って、様子をうかがう)技術〟を用いてプレーを続けさせ、反則を犯されたチームがアドバンテージにより利益を得た場合旗を上げてはならない。この場合、副審が主審を目で確認することが大変重要である。

直接話し合うことが求められる場合においては、必要に応じ、副審は2~3mフィールド内に入る。話し合うときは、主審、副審共にフィールド内に顔を向け、会話を聞かれないようにする。


守備側のファールの場合、アドバンテージが適用される可能性もあり、シグナルすることで、選手の動きが止まってしまう可能性もあります。オフサイド、ファールサポートの判断において"wait&see技術"は特に重要になります。

また、なるべく主審とこまめにアイコンタクトを取るようにしましょう。特にゴールキックなどアウトオブプレーのときにアイコンタクトをとるといいと思います。



フラッグテクニックやチームワークは何度も経験して慣れていったり、試合前の打ち合わせで確認したりすることが重要になります。競技規則をしっかり覚えたうえで、実際にそれを自分ができるかどうかを練習試合等で確認していってください。


※今回も最低限の部分を抜粋してあります。必ず一度は競技規則にも目を通すようにしてください。

また、毎回引用ばかりになってしまって申し訳ないのですが、基本シリーズは4級で審判をやっている少年サッカーのコーチや、部活の帯同で審判をやるという人たちにまずは競技規則を読むことから始めてほしいという思いで書いています。そのため、引用が大部分を占めてしまうことがあります。

より細かい部分についてはこれからゆっくり書いていきたいと思っています。ほかにもいろいろネタはあるのでもし興味があれば第17条の基本以降も読んでいただけるとありがたいです。



と、皆さんを引き留めたところで・・・昨日からブログの右上にホイッスルの持ち方についてアンケートを設置しています。私はドルフィンFについてきたフリップグリップを使っていて、以前は腕に着けるものを使っていました。サッカーショップなどで見ると、指、腕、首に着ける物の3つ+ドルフィンFもしくはバルキーンについてくるフリップグリップの4パターンがあるようですが、皆さんがどんな持ち方をしているのかいつも気になっています。回答にご協力よろしくお願いします。

Jリーグの主審はみなフリップグリップかと思っていたのですがそうでもないようです・・・(自分で使ってみてかなり便利でした。お勧めです。)


長くなってしまいましたが、今日はこの辺で。



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[ 2015/08/19 22:00 ] 競技規則第6条 | TB(-) | CM(2)
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Author:mariref
横浜F・マリノスを応援しつつサッカー1級審判員を目指して活動中の3級審判員です。

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