サッカー1級審判員を目指して

競技規則の解釈や、Jリーグであった判定について、自分の審判記録などいろいろと書いていこうと思います。疑問・訂正等あればコメントよろしくお願いします。
サッカー1級審判員を目指して TOP  >  2015年08月

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第13条の基本

今日は、「第13条 フリーキック」です。



今日は省略なしでいきます。


●フリーキックの種類

フリーキックは、直接と間接のいずれかである。


基本的には身体的接触があった時に直接FKになります。


●直接フリーキック

ボールがゴールに入る
・直接フリーキックが行われ、ボールが相手ゴールに直接入った場合、得点となる。
・直接フリーキックが行われ、ボールが自分のゴールに直接入った場合、コーナーキックが相手チームに与えられる。


めったに、というか一度も見たことがないですが自分のゴールに入った場合はCKです。得点を認めてはいけません。


●間接フリーキック

シグナル
主審は、片腕を頭上に上げて間接フリーキックであることを示す。主審は、キックが行われ、他の競技者がボールに触れるかまたはアウトオブプレーになるまで、その腕を上げ続ける。

ボールがゴールに入る
キックされたのち、ゴールに入る前に他の競技者がボールに触れた場合のみ得点となる。
・間接フリーキックが行われ、ボールが相手ゴールに直接入った場合、ゴールキックが与えられる。
・間接フリーキックが行われ、ボールが自分のゴールに直接入った場合、相手チームにコーナーキックが与えられる。


間接FKのときは片手を上げるのを忘れないようにしましょう。選手は直接か間接かあまり意識していないことがあるので、蹴る前に声掛けをしてあげるのもいいと思います。私は間接FKの前は必ずキッカーに間接だよと伝えるようにしています。
また、間接FKでは自分のゴールに入った場合は直接FKと同様にCKとなりますが、相手ゴールに直接入った場合もゴールキックとなります。
GKがはじいて入った場合などは得点となるので注意しましょう。


●進め方

直接フリーキック、間接フリーキック、いずれの場合もキックが行われるときボールは静止していなければならず、キッカーは、他の競技者がボールに触れるまでボールに再び触れてはならない。


ボールが静止しているかはしっかり確認しましょう。
特に負けているチームの場合焦って動いたまま蹴ってしまったりします。極端な話ですが、ボールの飛距離に影響することも考えられます。
また、間接FKの場合ボールをセットするふりをしてボールを移動させることがあります。上級を目指す方は正しく行われているかもしっかり注意しましょう。


●フリーキックの位置

ペナルティーエリア内のフリーキック

守備側チームの直接フリーキックまたは間接フリーキック
・すべての相手競技者は、9.15m(10ヤード)以上ボールから離れなければならない。
・すべての相手競技者は、ボールがインプレーとなるまでペナルティーエリアの外にいなければならない。
・ボールは、ペナルティーエリア外に直接けり出されたときインプレーとなる。
・ゴールエリア内で与えられたフリーキックは、そのエリア内の任意の地点から行うことができる。

攻撃側チームの間接フリーキック
・すべての相手競技者は、ボールがインプレーになるまで、自分のゴールポスト間のゴールライン上に立つ場合を除いて、9.15m(10ヤード)以上ボールから離れなければならない。
・ボールは、けられて移動したときインプレーとなる。
・ゴールエリア内で与えられた間接フリーキックは、違反の起きた地点に最も近いゴールラインに平行なゴールエリアのライン上で行われなければならない。

ペナルティーエリア外のフリーキック

・すべての相手競技者は、ボールがインプレーになるまで9.15m(10ヤード)以上ボールから離れなければならない。
・ボールは、けられて移動したときにインプレーとなる。
・フリーキックは、違反の起きた場所、または違反が起きたときにボールのあった位置から行われる(違反の種類による)。


ペナルティーエリアの中か外かですこし違いがあります。
私もこの前間違えました。いつインプレーになるのかをしっかり確認してください。


●違反と罰則

フリーキックを行うとき、相手競技者が規定の距離よりボールの近くにいる場合、
・キックは、再び行われる。

ペナルティーエリア内で守備側チームがフリーキックを行ったとき、ボールが直接ペナルティーエリアから出なかった場合、
・キックは、再び行われる。

ゴールキーパー以外の競技者によるフリーキック
ボールがインプレーになって、他の競技者が触れる前に、キッカーがボールに再び触れた場合(手または腕による場合を除く)、
・違反の起きた場所から行う間接フリーキックが相手チームに与えられる(第13条―フリーキックの位置を参照)。

ボールがインプレーになって、他の競技者が触れる前に、キッカーが意図的にボールを手または腕で扱った場合、
・違反の起きた場所から行う直接フリーキックが相手チームに与えられる(第13条―フリーキックの位置を参照)。

・違反がキッカーのペナルティーエリアの中で起きた場合は、ペナルティーキックが与えられる。

ゴールキーパーによるフリーキック
ボールがインプレーになって、他の競技者が触れる前に、ゴールキーパーがボールに再び触れた場合(手または腕による場合を除く)、
・違反の起きた場所から行う間接フリーキックが相手チームに与えられる(第13条―フリーキックの位置を参照)。

ボールがインプレーになって、他の競技者が触れる前に、ゴールキーパーが意図的にボールを手または腕で扱った場合、
・違反がゴールキーパーのペナルティーエリアの外で起きた場合は、違反の起きた場所から行う直接フリーキックが相手チームに与えられる(第13条―フリーキックの位置を参照)。
・違反がゴールキーパーのペナルティーエリアの中で起きた場合は、違反の起きた場所から行う間接フリーキックが相手チームに与えられる(第13条―フリーキックの位置を参照)。


こちらはGKかそうでないかによって変わります。
こちらも再開方法を間違えないようにしっかり確認してください。


●進め方

ボールは、けられて移動したときにインプレーとなる。
フリーキックは、片足で、または両足で同時に持ち上げる方法でも行うことができる。
相手競技者を混乱させるためにフェイントを用いてフリーキックを行うことはサッカーの一部であり、認められる。しかしながら、フェイントが反スポーツ的行為となる行動であると主審が判断した場合は、それを行った競技者は警告されなければならない。
競技者がフリーキックを正しく行い、不用意でも、無謀でも、また過剰な力を用いることなく、意図的にボールを相手に当てて、はね返ったボールを再び自分のものとした場合、主審はプレーを続けさせなければならない。
片手を上げてフリーキックが間接であることを示すことを主審が怠ったが、ボールがけられて直接ゴールに入った場合、間接フリーキックは再び行われなければならない。最初の間接フリーキックが主審の誤りによって無効になるものではない。


主審が手を上げるのを忘れていた場合の再開方法が最後に書いてあります。
間接FKのやり直しです。とはいえ、実際にこれをやったら審判に対する信頼はかなり下がるでしょう。
判定基準などのミスはあっても、競技規則に明記してあることについては絶対に間違えてはいけません!!


●距離

競技者がフリーキックを素早く行って、ボールから9.15m(10ヤード)離れていない相手競技者がキックを妨害することなく、ボールをインターセプトした場合、主審はプレーを続けさせなければならない。
競技者がフリーキックを素早く行おうとしたところ、ボールの近くにいた相手競技者が意図的にキックを妨害した場合、主審はプレーの再開を遅らせたことでその相手競技者を警告しなければならない。
守備側チームがそのチームのペナルティーエリア内でフリーキックを行うとき、守備側競技者が素早くキックを行おうとしたが、ペナルティーエリアから出る時間的余裕がなく1名以上の相手競技者がそのペナルティーエリアに残っていた場合、主審はプレーを続けさせなければならない。


このあたりは競技者の意図を感じ取る必要があります。
競技者との駆け引きにもなりますが、邪魔する意図があると感じたら迷わずに警告を出せるようにしましょう。

ちなみに、私は最初の感覚を信じるようにしています。
笛を吹いた後からいろいろ考えてしまうタイプなので、ファールの場面などでも警告だと感じたらまずファールをした選手の背番号を見て少なくとも注意には行けるようにするなど、次の行動の準備をするよう意識しています。
そして明らかに違うなという根拠が出てこない限りは最初の感覚通りの対応をするようにしています。


私のやり方はあまり参考にはならないかもしれませんが・・・

まずは落ち着いて正しくFKを行うことが大事です。慣れてきたらほかの部分にも目を向けられるようになるといいと思います。



というわけで、解説はこのぐらいで終わりにしたいと思います。



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[ 2015/08/31 00:17 ] 競技規則第13条 | TB(-) | CM(0)

特定の状況下とは?が解決!&その他諸々

ふぅ~、疲れた~。

とこんな感じで始まった今日の記事は、県高校リーグの副審をやってきました!という内容です。
元1級の方と組ませてもらったので、競技規則に関する質問もさせてもらいました。

その後マリノスの試合を見に行ってやっと落ち着いたところで書いてます(笑)

午前中もプレーヤーとしてサッカーをしていたのでとてもハードな一日でした~



まずは、こちらの記事で書いた特定の状況とは?という疑問についてですが、大体あの記事の通りで間違いないようです。
要するに、副審がPKになるようなファールの判定をする状況ということですね。

もうひとつ。
昨日は省略しましたが、第12条の反スポーツ的行為に「意図的に策略を用いて」という表現が出てきます。こちらについてもお聞きしたところ、地面にあるボールをわざわざリフティングしてからヘディングでキーパーにパスしたり、寝そべって頭でパスしたというような場合が当てはまるそうです。


簡単な質問でよかったと言われましたが・・・

すっきりさせることが出来ました。

やはりそれぐらいすぐに出てこないと1級にはなれませんね。



気になっていた方は是非参考に。



試合についてはさすが元1級という感じでコントロールがすごく上手かったです。
そういうわけで書くような重大な出来事はありませんでした(笑)

いくつか書くとすれば、遅延で二枚目のイエローはかわいそうなのでやめたそうです(これは状況によりますね)。
あとは、ラフで出たイエローを反スポではないですかと聞いたらそうかもね、と変更してくれました。
フラッグも最初に方向を間違えてその後ずっとパニックだったので、助けてもらってばかりでした。

そういう審判団も含めたコントロールという面でも自分はまだまだだなと感じました。

ビデオも撮ってもらったんですが、姿勢が悪くて・・・


まずは2級昇格のため頑張って行こうと思います。
このブログも書くだけで勉強になるので続けられたらいいなと思っています。




マリノスの勝利で興奮しているため、文章がおかしいかもしれません。
ごめんなさい。

こんな感じで今日は終わりにしたいと思います。


最後にいつものお願いを


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[ 2015/08/30 00:12 ] その他 | TB(-) | CM(1)

第12条の基本

今日は、「第12条 ファウルと不正行為」です。



とても奥が深く、一回どころか何回読んでも理解しきれません。

というわけで今回は基本的に言葉の紹介に留めようと思います。



●直接フリーキック

競技者が次の7項目の反則のいずれかを不用意に、無謀にまたは過剰な力で犯したと主審が判断した場合、直接フリーキックが相手チームに与えられる。
・相手競技者をける、またはけろうとする。
・相手競技者をつまずかせる、またはつまずかせようとする。
・相手競技者に飛びかかる。
・相手競技者をチャージする。
・相手競技者を打つ、または打とうとする。
・相手競技者を押す。
・相手競技者にタックルする。

次の3項目の反則のいずれかを犯した場合も、直接フリーキックが相手チームに与えられる。
・相手競技者を押さえる。
・相手競技者につばを吐く。
・ボールを意図的に手または腕で扱う(ゴールキーパーが自分のペナルティーエリア内にあるボールを扱う場合を除く)。

直接フリーキックは、反則の起きた場所から行う(第13条―フリーキックの位置を参照)。


なぜ、7つと3つに分かれているか知っていますか?

答えは簡単で、下の3つは意図的でないと起こらないことだからです。

例えば、ボールを蹴ろうとして相手を蹴ってしまったり、スライディングが勢い余って相手を倒してしまうことはあります。
しかし、手が勝手に相手競技者を押さえたり、口が勝手に唾を吐いたりすることはありませんよね?

こういう違いがあるので、下の3項目は犯した時点で反則確定です。


●間接フリーキック
ゴールキーパーが自分のペナルティーエリア内で、次の4項目の反則のいずれかを犯した場合、間接フリーキックが相手チームに与えられる。
・自分のものとしたボールを放すまでに、手で6秒を超えてコントロールする。
・自分のものとしたボールを手から放したのち、他の競技者が触れる前にそのボールに手で再び触れる。
・味方競技者によって意図的にゴールキーパーにキックされたボールに手または腕で触れる。
・味方競技者によってスローインされたボールを直接受けて手または腕で触れる。

競技者が次のことを行ったと主審が判断した場合も、間接フリーキックが相手チームに与えられる。
・危険な方法でプレーする。
・相手競技者の進行を妨げる。
・ゴールキーパーがボールを手から放すのを妨げる。
・第12条のこれまでに規定されていないもので、競技者を警告する、または退場させるためにプレーを停止することになる反則を犯す。

間接フリーキックは、反則の起きた場所から行う(第13条―フリーキックの位置を参照)。



こちらも結構基準が曖昧だったり、あまり起こらないプレーが多いので迷いやすいです。

一番多いのは危険な方法でのプレーでしょう。

危険な方法でプレーしたと判断する際の主なポイントとなるのは、

・競技者(本人を含む)が負傷する恐れがある
・身体的接触がない


の二点です。

例えば、ある競技者がヘディングしようとしているボールをほかの競技者が蹴ろうとすれば、蹴ろうとした競技者の反則ですが、ボールが低いところ(腰より下あたり)にある場合は、ヘディングしようとした競技者の反則となります。
自分自身を負傷させる恐れがあるためです。

ボールを体で覆い隠すのもこの反則にあたります。


また、この前の記事にも書きましたが「直(間)接フリーキックは、反則の起きた場所から行う」んですよ~

あと、間接FKのときは手を上げるのを忘れないようにしましょう。



続いて警告、退場です。
こちらはそれぞれ7項目の引用のみにします。


●警告となる反則

競技者は、次の7項目の反則のいずれかを犯した場合、警告され、イエローカードを示される。
・反スポーツ的行為
・言葉または行動による異議
・繰り返し競技規則に違反する
・プレーの再開を遅らせる
・コーナーキック、フリーキックまたはスローインでプレーが再開されるときに規定の距離を守らない
・主審の承認を得ず、フィールドに入る、または復帰する
・主審の承認を得ず、意図的にフィールドから離れる


●退場となる反則

競技者、交代要員または交代して退いた競技者は、次の7項目の反則のいずれかを犯した場合、退場を命じられる。
・著しく不正なファウルプレー
・乱暴な行為
・相手競技者またはその他の者につばを吐く
・意図的にボールを手または腕で扱い、相手チームの得点または決定的な得点の機会を阻止する(自分のペナルティーエリア内でゴールキーパーが行ったものには適用しない)
・フリーキックまたはペナルティーキックとなる反則で、ゴールに向かっている相手競技者の決定的な得点の機会を阻止する
・攻撃的な、侮辱的な、または下品な発言や身振りをする
・同じ試合の中で二つ目の警告を受ける



3級以上を目指す方は、最低でも直(間)接FK、警告、退場となる反則については覚えておかなくてはいけません。
競技規則テストにもかならず出ます。
第12条に関する出題がなければおそらく競技規則テストとして成り立たないので・・・

もちろんテストのためだけではなく、実際のレフェリングでも覚えていないと自信を持って判断できません。


最後にガイドラインから2つだけ引用します。


●ファウルとなるための基本的条件

反則をファウルとして判断するためには、次の条件が満たされなければならない。
・競技者によって犯される
・フィールド内で起きる
・ボールがインプレー中に起きる

ボールがインプレー中、反則がフィールド外で犯されたことで主審がプレーを停止した場合、プレーはボールがあった位置でドロップボールにより再開されなければならない。
ただし、ゴールエリア内でプレーが停止された場合は、ドロップボールは、プレーを停止したときにボールのあった地点に最も近いゴールラインに平行なゴールエリアのライン上で行う。


●不用意な、無謀な、過剰な力で

〝不用意な〟とは、競技者が相手に挑むとき注意や配慮が欠けていると判断される、または慎重さを欠いてプレーを行うことである。
・ファウルが不用意であると判断された場合、懲戒の罰則を追加する必要はない。

〝無謀な〟とは、競技者が、相手競技者が危険にさらされていることをまったく無視して、または結果的に危険となるプレーを行うことである。
・無謀な方法でプレーした競技者は、警告されなければならない。

〝過剰な力で〟とは、競技者がはるかに必要以上の力を用いて相手競技者を負傷の危険にさらすことである。
・過剰な力を用いた競技者には、退場が命じられなければならない。



何が不用意で何が無謀で何が過剰な力なのか、主審によって基準が変わることもあると思います。
ここに一応基準が書いてあるので迷ったらこのうちのどれにあたるのか考えると良いかもしれません。




こんな感じで第12条の基本の説明はおしまいです。

この記事を書いているときもあれもこれもと書きたいことが出てきたので逆に全部我慢して最低限にしました・・・。
それぞれの項目ごとに記事を書けそうなぐらい書くことがあるので、だんだん増やしていければいいなと思っています。



ここで今月のお願いです。


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[ 2015/08/28 23:00 ] 競技規則第12条 | TB(-) | CM(0)

第11条の基本

今日は、「第11条 オフサイド」です。

つい最近プレミアでも問題になったようですが、Jリーグでも毎節一回はオフサイドに関する不満がでるといっていいほど複雑なルールです(そんなに多くはないですかね・・・)。


今日は、基本的な部分のみ書くことにします。詳しい話や、難しい判断などはまた次の機会に・・・



では、引用です


●オフサイドポジション

オフサイドポジションにいること自体は、反則ではない。
競技者は、次の場合オフサイドポジションにいることになる。
・競技者がボールおよび後方から2人目の相手競技者より相手競技者のゴールラインに近い。

競技者は、次の場合オフサイドポジションにいないことになる。
・競技者がフィールドの自分のハーフ内にいる。または、
・競技者が後方から2人目の相手競技者と同じレベルにいる。または、
・競技者が最後方にいる2人の相手競技者と同じレベルにいる。


よくパスが出た瞬間に旗を上げてしまう方がいますが、オフサイドポジションにいる選手にパスが出た瞬間はまだオフサイドは成立していません。そのボールをプレーしたり、相手競技者に干渉したと主審が判断した時に成立します。

旗を上げることで選手の動きが止まる、あるいは二列目からの飛び出しに気づかずチャンスをつぶしてしまう可能性もあります。
少し遅れてもいいので落ち着いて上げるようにしましょう。
ただし、GKと接触しそうなときは早めに上げる必要があります。

また、こちらも忘れがちですがボールがオフサイドラインになることもあります。
つまりバックパスは基本的にはオフサイドにはならないということですね。

注意をもう一つ。手または腕だけがオフサイドポジションにある場合はオフサイドにはなりません。


●反則

ボールが味方競技者によって触れられるかプレーされた瞬間にオフサイドポジションにいる競技者は、次のいずれかによってそのときのプレーにかかわっていると主審が判断した場合にのみ罰せられる。
・プレーに干渉する。または、
・相手競技者に干渉する。または、
・その位置にいることによって利益を得る。


上にも書きましたが、この3つのどれかにあてはまると主審が判断した時オフサイドが成立します。
詳しい定義はガイドラインに書いてあります。


●反則ではない

競技者が次のことからボールを直接受けたときはオフサイドの反則ではない。
・ゴールキック
・スローイン
・コーナーキック


意外と見落としがちでしょうか。逆にFKはオフサイドになるので気をつけましょう。


●違反と罰則
オフサイドの反則があった場合、主審は違反の起きた場所から行う間接フリーキックを相手チームに与える(第13条―フリーキックの位置を参照)。


オフサイドの再開場所は、パスが出た瞬間にオフサイドとなった競技者がいた場所ですが、wait&seeでフラッグアップを遅らせると再開場所がずれてしまうことがあります。
こういう場合は正しい位置まで戻らずに旗を上げた所から再開でも良いようです。

ただし、キック力のない小学生など、明らかに不利になるような場合は正しい位置まで戻してあげると良いと教わりました。

正しいルールでやる事とプレー時間を増やす事のバランスが重要になります。



4級の方はまずこのあたりを意識してできると良いと思います。
3級以上を目指す方はまだまだ覚えることや、実際にやらないと身につかないことがたくさんあります。

そういうことは今後少しずつ書いていけたらと思います。お楽しみに?



ということで明日は第12条です。こちらもとても重いのでまずは詳しい説明を省いていきます。
初めは複数回でやる予定でしたが、一回で終わるかと思います。

まずは一通り終わらせましょう!







ここで昨日に続いてお願いを。

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しばらくお願いを続けていこうと思います・・・


では、今日はこの辺で



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[ 2015/08/27 22:00 ] 競技規則第11条 | TB(-) | CM(0)

第10条の基本

今日は、「第10条 得点の方法」です。


●得点

ゴールポストの間とクロスバーの下でボールの全体がゴールラインを越えたとき、その前にゴールにボールを入れたチームが競技規則の違反を犯していなければ、1得点となる。


●勝利チーム

試合中により多く得点したチームを勝ちとする。両チームが同点または共に無得点の場合、試合は引き分けである。


●競技会規定

試合またはホームアンドアウェーの対戦が終了し、競技会規定として勝者を決定する必要がある場合、国際サッカー評議会が承認した次の方法のみが認められる。
・アウェーゴール・ルール
・延長戦
・ペナルティーマークからのキック


●ノーゴール
ボールの全体がゴールラインを越える前に主審が得点をシグナルし、直後にその誤りに気づいた場合、プレーはプレーを停止したときにボールがあった位置からドロップボールで再開される。ただし、ゴールエリア内でプレーが停止された場合は、ドロップボールは、プレーを停止したときにボールのあった地点に最も近いゴールラインに平行なゴールエリアのライン上で行う。


第10条は本当に書くことがありませんね・・・

強いて書くとすれば、「ゴールにボールを入れたチームが競技規則の違反を犯」すというのはファールだけでなく、得点時にフィールド上に得点したチームのチーム役員などがいた場合も得点は認められない。ということぐらいでしょうか(第3条に書いてあります)。


今日の記事は以上です。が、短いのでアンケートのお願いを。
右側にも表示していますが、笛の持ち方はどのようにしていますか?というアンケートです。

アンケート機能の実験も兼ねた単なる興味ですが・・・

よかったら回答お願いします。







ついでにもうひとつ、こちらの記事へのコメントもお待ちしています。


それでは、明日からは第11条です。

競技規則の中で第12条と並んで理解するのに苦戦するところだと思います。
私も完全には理解できていませんが、基本的な部分について説明していきます。



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[ 2015/08/26 22:00 ] 競技規則第10条 | TB(-) | CM(0)

第9条の基本

遅くなりましたが、今日は「第9条 ボールインプレーおよびボールアウトオブプレー」です。


●ボールアウトオブプレー

ボールは、次のときにアウトオブプレーとなる。
・グラウンド上または空中にかかわらず、ボールがゴールラインまたはタッチラインを完全に越えた。
・主審がプレーを停止した。


●ボールインプレー

これ以外、ボールは、次の場合も含めてつねにインプレーである。
・ボールがゴールポスト、クロスバー、コーナーフラッグポストからはね返ってフィールド内にある。
・ボールがフィールド内にいる主審または副審からはね返る。


●フィールド内で、ボールが競技者以外の者に触れる

主審と副審は試合の一員であるので、ボールがインプレー中、ボールが主審または一時的にフィールド内にいた副審に触れた場合でもプレーは続けられる。



以上です・・・

非常に短いです。


どちらかというと副審に関わることが多いと思いますが、重要なポイントは「ボールがゴールラインまたはタッチラインを完全に越えた」らアウトオブプレーになるということです。

インプレーかアウトオブプレーかの判断はライン上から見ないと間違えることがあります。ですから副審は基本的にラインを踏むぐらい近くで見ていなければいけません(選手の邪魔になりそうなときは離れましょう)。
副審の邪魔にならないようにボトルなどもラインから少し離して置いてあるんですね。

ただ、ロングシュートがバーに当たってほぼ真下に落ちたというときなどは、人間の足では追いつくのは不可能です。
もし分からなかった場合は仕方がないのでわかったふりをしましょう(笑)
冗談のようですが、迷うぐらいならもし間違っていたとしてもすぐに判定を示すほうが良いです。

ちなみに選手に言われて判定を変えるのはあまりよくないので気を付けてください。



それでは今日はこの辺で。



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[ 2015/08/25 23:59 ] 競技規則第9条 | TB(-) | CM(0)

誰の間違いなのか・・・

今日は本当は第9条に進もうと思っていたんですが、気になることがあったので急遽予定を変更します。


さて、それは何かというと・・・


8月22日にベアスタで行われたJ1セカンドステージ第8節サガン鳥栖対横浜F・マリノスの試合でのことです。
後半15分にマリノスの伊藤翔選手に反スポーツ的行為でイエローカードが提示されました。
(J.league DataSiteはこちら

何があったのかというと伊藤選手がゴールライン際で体を入れられ鳥栖がクリアした後、コーナーフラッグポストを蹴って倒してしまったのです。

このシーンを主審の吉田さんは見ていなかったようで、おそらく副審の八木さんが無線で伝えたんだと思いますが、数秒たってからプレーが止まりセンターサークル付近にいた吉田さんが八木さんのところへ寄っていって、その後伊藤選手にイエローカードが提示されました。
プレーが止まるまでファウルなどはなくインプレーが続いていました。

このシーンを見て、これは競技規則のどの項目にあたるんだ?と思いました。
そして競技規則を読んでみたのですが、

コーナーフラッグポストは必須(第1条)
コーナーフラッグポストを動かしてはならない(第17条)
(CKの項目ですがそれ以外のときも適用されると思います)

の2点がまず見つかりました。

この2点より、コーナーフラッグポストを意図的に倒した時点でフィールドに不備があるので試合を停止させることは間違っていません。

しかし、コーナーフラッグポストを倒すことについては競技規則には書いてありません。
そこで第12条を読んでみると、反スポーツ的行為があてまはりそうです。
競技規則の言葉で言えば、「サッカー競技に対して敬意を払わない態度で行動する」でしょうか。

もちろん警告には納得です。当たって倒れてしまったなどではなく明らかに故意に蹴っているのは映像からもわかりましたし、副審の目の前でしたから。
ここまでは若干迷いつつ自分もこうするよな、と思っていました。



では再開方法はどうでしょうか。

まず場所について、私もつい最近研修会で言われたばかりなのですがFKでの再開は直接、間接に関わらず反則の起きた場所からです。
今回のケースでは、笛が鳴った時はハーフウェーライン付近にボールがあり、プレーが停止されてからボールが外に出ました。
したがって再開方法は警告した後に、スローインではなくコーナーフラッグポストのところからのFKになるはずです。

さらに直接か間接かについてですが、私は間接FKで再開になると思いました。
なぜなら、「第12条のこれまでに規定されていないもので、競技者を警告する、または退場させるためにプレーを停止することになる反則を犯す。」にあたると思ったからです。

コーナーフラッグポストを蹴ることは第12条には規定されておらず、競技者(伊藤選手)が警告されプレーは停止されています。
条件は整っているはずです。



しかし、主審の吉田さんは手を上げていませんでした。
直接FKということでしょうか?それとも手をあげなかっただけ、あるいはミスでしょうか?
競技規則を何度も読み直して考えたのですが、結論は出ませんでした。



ということで、実は今日の記事は皆さんへの質問です(笑)

私の出した結論は

1.コーナーフラッグポストを蹴ったことで、反スポーツ的行為で警告。
2.再開場所はコーナーフラッグポストのところ。
3.再開方法は間接FK。

です。



どこか競技規則の読み落としがあるのか、それとも私の解釈が間違っているのか、主審のミスあるいは手を上げなかっただけか(Jの審判に向かってこんなこと書いてすみません・・・)
もし何か知っている方がいらっしゃれば、教えてください。
コメントお待ちしています。



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[ 2015/08/24 23:00 ] 試合より | TB(-) | CM(7)

第8条の基本

今日は「第8条 プレーの開始および再開」です。


競技規則です。

●キックオフの定義

キックオフは、プレーを開始または再開する方法のひとつである。
・試合開始時
・得点ののち
・試合の後半の開始時
・延長戦が行われるとき、その前、後半の開始時

キックオフから直接得点することができる。


ポイントは、直接得点できるということ。ときどき聞かれることがあるので間違えないようにしましょう。


●進め方

試合および延長戦開始時のキックオフ前
・コインをトスし、勝ったチームが試合の前半に攻めるゴールを決める。
・他方のチームが試合開始のキックオフを行う。
・トスに勝ったチームは、試合の後半開始のキックオフを行う。
・試合の後半には、両チームはエンドを替え、反対のゴールを攻める。

キックオフ
・一方のチームが得点したのち、他方のチームがキックオフを行う。
・すべての競技者は、フィールドの自分たちのハーフ内にいなければならない。
・キックオフをするチームの相手競技者は、ボールがインプレーになるまで9.15m(10ヤード)以上ボールから離れる。
・ボールは、センターマーク上に静止していなければならない。
・主審が合図する。
・ボールは、けられて前方に移動したときインプレーとなる。
・キッカーは、他の競技者がボールに触れるまで、ボールに再び触れてはならない。


コイントスは、延長開始時にも行います。
ちなみに、コイントスは本部のほうを向いて行います。キャプテンが審判団の後ろで待っていたら、前に来てもらうようにしましょう。

また、キックオフのときに注意することとして、競技者が自分のハーフ内にいるか(インプレーになる前に飛び出さないか)、ボールは前方に移動しているかの二点が特に重要になります。


●違反と罰則
他の競技者がボールに触れる前にキッカーがボールに再び触れた場合、
・違反が起きたときにボールがあった位置から行われる間接フリーキックが相手チームに与えられる(第13条―フリーキックの位置を参照)。

キックオフの進め方に関して、その他の違反があった場合、
・キックオフを再び行う。


●ドロップボールの定義
ドロップボールは、ボールが依然インプレー中で、主審が競技規則のどこにも規定されていない理由によって、一時的にプレーを停止したときに、プレーを再開する方法である。


あってはならないことですが、主審が間違えて笛を吹いてしまったときなどがこれにあたります。あるいは、学校のグラウンドなどだと、飛び出ている木にボールが引っ掛かる場合などもあるでしょうか。


●進め方
主審は、プレーを停止したときにボールがあった場所でボールをドロップする。ただし、ゴールエリア内でプレーが停止された場合、ドロップボールは、プレーを停止したときにボールがあった地点に最も近いゴールラインに平行なゴールエリアのライン上で行う。

ボールがグラウンドに触れたときにプレーが再開される。


●違反と罰則

次の場合、ボールを再びドロップする。
・ボールがグラウンドに触れる前に競技者がボールに触れる。
・ボールがグラウンドに触れたのち、競技者が触れることなくフィールドの外に出る。

ボールがゴールに入った場合、
・ドロップしたボールがけられて直接相手競技者のゴールに入った場合、ゴールキックが与えられる。
・ドロップしたボールがけられて直接そのチームのゴールに入った場合、相手チームにコーナーキックが与えられる。


こちらは知らない方もいるかと思いますが、直接得点は認められません。適用ミスがないように注意しましょう。


続いてガイドライン。

●ドロップボール
(ゴールキーパーを含む)すべての競技者がドロップボールに参加することができる。
ドロップボールに参加が必要な最小、最大競技者数は定められていない。主審は、誰がドロップボールに参加してよいのかどうかの決定を行うことはできない。


ドロップボールは片方のチームの選手が参加して相手に返すなどの再開になる場合が多いですが、主審は誰が参加するか決定を行うことができないので、もう一方の選手が参加してきても離れるように指示はできません。
ですが、特に小学生などの場合はよく分からずに参加してくることもあると思います。こういう場合は分かるように説明してあげるのはいいコントロールになります。
私も選手としてドロップボールに参加した時に返さなくていいボールを相手に返したことがあります(笑)
意外と分からなくなるものです・・・



というわけで、第8条はこれで終わりです。


明日は昨日のJリーグで起こったことについて書こうかなと思っています。



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[ 2015/08/23 22:00 ] 競技規則第8条 | TB(-) | CM(0)

第7条の基本

久しぶりに競技規則の基本、今日は「第7条 試合時間」です。

競技規則とガイドラインに1ページずつしかありません。

引用です。

●プレー時間

主審と両チームとが相互に合意しないかぎり、試合は、前、後半ともに45分間行われる。
プレー時間の長さを変更する(明るさが十分でないために前、後半を40分間に短縮するなど)ための合意は、プレーの開始前になされ、また競技会規定に従ったものでなければならない。


●ハーフタイムのインターバル

競技者には、ハーフタイムにインターバルを取る権利がある。
ハーフタイムのインターバルは、15分間を超えてはならない。
競技会規定には、ハーフタイムのインターバル時間を規定する。
ハーフタイムのインターバル時間は、主審の同意があった場合にのみ変更できる。


●空費された時間の追加

次のことで時間が空費された場合、前、後半それぞれ時間を追加する。
・競技者の交代
・競技者の負傷の程度の判断
・負傷した競技者の治療のためのフィールドからの退出
・時間の浪費
・その他の理由

空費された時間をどれだけ追加するかは主審の裁量である。


●ペナルティーキック

ペナルティーキックまたはそのやり直しが行われなければならない場合、ペナルティーキックが完了するまで前、後半の時間を延長する。


●中止された試合

競技会規定に定められていなければ、中止された試合は再び行われる。




そしてガイドラインは

●空費された時間の追加

(スローインやゴールキックなどで)プレーが多く停止されることは至って当然のことである。プレーの停止時間があまりに長い場合のみに、時間が追加される。

第4の審判員は、前、後半の最後に、主審によって決定された最小限の追加時間を表示する。

表示された追加時間は、その試合における正確な残り時間を示すものではない。妥当だと判断されるのであれば、主審はそれを増やすことはできるが減らすことはできない。

前半に時間計測を間違えたとしても、主審は後半の時間を延ばす、または短くして埋め合わせてはならない。



また、3ページに「16歳未満の競技者、女子、年長者(35歳以上)および障がいのある競技者の試合では競技規則の適用に当たって修正を加えることができる。」として試合時間が修正できることになっています。



さて、何を書こうか困ってしまうぐらい書くことがないですね・・・。

というわけで今季のJで起こった珍事について書こうかと思います。

詳しくはこちらの記事に書いてありますが、セカンドステージ第2節 甲府対仙台の試合で前半のアディショナルタイムの表示が主審の家本さんの決定した時間と違い、表示より早く終わらせてしまったため数十秒プレーさせたという事件?です。

競技規則を読んでみると

「空費された時間をどれだけ追加するかは主審の裁量である。」
「表示された追加時間は、その試合における正確な残り時間を示すものではない。」

の二点について考えればやり直す必要はなく、

「第4の審判員は、前、後半の最後に、主審によって決定された最小限の追加時間を表示する。」
「妥当だと判断されるのであれば、主審はそれを増やすことはできるが減らすことはできない。」

の二点について考えればやり直す必要があったのかと思います。


私の意見としては、納得していない選手がいるわけでもなかったのでやり直す必要はなかったのかなと思います。というより、正しい時間で終わっているのでやり直すべきでなかったのかなと思いました。

しっかりコミュニケーションが取れなかったのが一番の問題ですね。
通常は主審→第4の審判員に伝えたあと、交代ボード等で第4の審判員→主審という確認もしているのですがこの試合ではどうだったのでしょうか。


もうひとつポイントを上げるとすればFKやCKは必ずしも蹴らせる必要はないですが、PKは必ず蹴らせないといけないということですね。


というわけで第7条についてはこんな感じです。



明日は第8条にいこうと思います。



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[ 2015/08/22 22:00 ] 競技規則第7条 | TB(-) | CM(0)

中学生の試合から(2015/8/21)

今日は、コーチとしていつも呼んでもらっている地元の中学校のサッカー部の練習試合に行ってきました。

主審と副審を一試合ずつやらせてもらったので記録代わりに書いておこうと思います。



自分の記録の前にまず、ベンチで見た試合を。


おそらく4級は持っているが、あまり審判をやっていなさそうな相手校の顧問の先生が主審。副審は生徒。

部活ではよくあることで、主審をやりながら指示を出していました。
練習試合なのでこれについては特に問題はないんですが、問題なのはそのせいでレフェリングがおろそかになっていたこと・・・

あまり経験もなさそうなので多少判定が雑になるのは分かるんですが、明らかなものまで流してしまっていました。
特に、ビブスで試合をしていたため相手競技者を押さえるファールが多かったのですが、ほぼ取っていませんでした。

また、副審が生徒のためオフサイドが全く取れず主審が判断していたのですが、意識しすぎたのか縦パスはほぼオフサイドになってしまい、自分のチームからもそれ取るの!?と文句を言われてしまっていました(顧問なのに文句を言ってよかったのか心配ですが)。

ハーフタイムにはこちらのチームの選手たちが全然ファールを取ってくれないと不満を言い始めてしまいました。

さらに後半にはパスを出した選手に遅れて無謀にチャージしたため、イエローカードを提示すべきところを何も対応せず。
試合後ファールを受けた選手にあれファールですよね?と聞かれたのであれはイエローだよ。と伝えました。

判定以外の点では、壁の距離を歩測した後に足で地面に線を・・・

ベンチから見ていても明らかなファールも多く、遅れてチャージした場面では選手が怪我をしたため試合後にこちらの顧問の先生(3級ですが経験豊富な方)が何点かアドバイスしていました。


一試合目についてはこれくらいです。
ここまで不満ばかり並べてしまいましたがこの記事で主審を批判したいわけではありません。
イエローの件についても後で謝りに来てくれました。

ファールが取れないとどうなるかといういい例であり、勉強のために記事にさせてもらっています。


この試合のように、小さな反則(特に最初の反則)を流してしまうと、ほかの反則も吹けなくなり、選手には不満がたまり、プレーが荒くなることがあります。

練習試合でも選手(特に小中学生)は意外と熱くなってプレーしているものです。
本番以上に気を使って笛を吹かないといけない場面もあります。
練習試合だからファールスローは流そうと思って流していたら、本番で取られて失点につながるなんてことにもなりかねません。

そういうことを意識しないといけないなと感じた試合でした。


さて、副審をした試合では特に何もなかったので次は主審をした試合について。

練習試合では正しい判定をすることは当然必要ですが、争点を近くで監視する練習をしたいということでなければ、それほど動く必要はないと思います。

公式戦とは空気も違います(私は気持ちが試合の雰囲気に影響されることが多いです)し、逆にプレーを監視する角度を意識する練習にもなる(距離が遠いと間に入る選手が多く、角度を意識するのは重要になります)と思い、いわゆるセンターサークルレフリーのような感じでやりました。

これまでと真逆のことを言っているようですが、正しい判定ができていれば公式戦ほどの説得力は求められていないということです。
顧問の先生にもアドバイスをいただきました。


この試合でポイントとなる場面は3つありました。

まずはファールスロー。
相手チームのスローインの際、仲間から足上げるなよ~という声が出ていたので足に注目していたら案の定上がったのでファールスローの判定。
その後意識して正しく行ってくれるようになりました。

逆にこちらのチームのスローイン。歩きながらスローインをしたためファールスロー。
よくやるので二週間前に注意したんですけどね・・・なかなか覚えてくれないです。
その後も取るほどではないですが怪しいスローが続きました。


続いてPK。
相手チームの選手がドリブルしてGKと一対一になり、GKが飛び込んだのですが直前でかわされ、伸ばした足がかかって転倒。
ゴールエリア内で、流し込むだけという状況だったので決定的な得点機の阻止で退場と判断しました。

ただ、練習試合でGKの代わりがいないのと、危険なファールではなかったため公式戦なら退場になるよと伝えて続けさせました。
また、このPKの際ペナルティーアークがなかったので口頭で離れるように伝えました。


最後にオフサイドの判定。
この試合も生徒が副審をやっていて旗は上がらなかったのですが、ボールを受けた本人も戸惑っているようなシーンがありました。
自分にも一試合目の記憶があったからか、旗が上がらなければ吹くのはやめておこうと思っていたらそのまま得点になってしまいました。
ちょうどこの時試合時間の20分が経過したのでこのまま終わらせてしまったのですが、実はこの前も同じようなミスをしています。

決定するのは主審なのでこの場面は吹くべきでした、反省です・・・。



だらだらと書いてきましたが、今日の記録はこんなところです。


ここで、初めて審判記録を書いたので少し説明を。

この記事を読んで、自分の練習試合の捉え方は違うという方もいらっしゃるかと思います。

ただ、私はこのサッカー部の審判をするときは顧問の先生とも話し合ったうえで今日のようなスタンスでやっていて、もちろん取るべき反則は取る、あるいは公式戦で同じミスをしないように、間違えたり、知らない選手が多いであろう反則をしっかり理解させる(今日の場合はファールスローやペナルティーアーク)ということは意識してやっています。

ですので、私の審判記録の記事は、この点を踏まえて記録として残しておきたい、また競技規則の理解やレフェリングに役立つポイントの確認をするという視点で書いているということをご理解いただけるとありがたいです。

要するに、こいつは不真面目な審判だなどと思わないでください!ということです(笑)

こんな感じでこれからも時々書いていきたいと思っています。



最後に疑問に思う方がいるかもしれないので二点補足もしておきます。

まず、ビブスで試合をして相手を押さえるとはどういうことかという点ですが、競技規則の英語版では第12条の直接FKとなる反則の「相手競技者を押さえる」というところが

・holds an opponent

と、holdという言葉が使われており、つかむというニュアンスも含まれているのでビブスを引っ張るのもこれに含まれます。


次に、主審が線を引いたことについてガイドラインの一番最初に

競技のフィールドを破線や溝でマークすることは、認められない。

とあります。もちろん主審にも認められません(バニシングスプレーは認められていますが)。

補足は以上です。



今日は帰ってからこの記事を書いたので遅くなってしまいましたが、21日の分としたいと思います。



明日は第7条の基本に進む予定です。


長くなりましたが、今日はこの辺で。



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[ 2015/08/22 01:51 ] 審判記録 | TB(-) | CM(0)
プロフィール

mariref

Author:mariref
横浜F・マリノスを応援しつつサッカー1級審判員を目指して活動中の3級審判員です。

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