サッカー1級審判員を目指して

競技規則の解釈や、Jリーグであった判定について、自分の審判記録などいろいろと書いていこうと思います。疑問・訂正等あればコメントよろしくお願いします。
サッカー1級審判員を目指して TOP  >  2015年09月02日

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第16条の基本

今日は、「第16条 ゴールキック」です。

早速ですが解説に行きましょう。



ゴールキックは、プレーを再開する方法のひとつである。

ゴールキックは、グラウンド上または空中にかかわらず、最後に攻撃側競技者が触れたボールの全体がゴールラインを越え、第10条による得点とならなかったときに与えられる。

相手チームのゴールに限り、ゴールキックから直接得点することができる。

まず、勘違いしがちな直接得点できるかどうか。
相手チームに限り得点できます。自分のゴールに入ってもインプレーとなっていないので得点は認められません。


●進め方

・ボールは、ゴールエリア内の任意の地点から守備側チームの競技者によってけられる。
・相手競技者は、ボールがインプレーになるまで、ペナルティーエリアの外にいる。
・他の競技者がボールに触れるまで、キッカーはボールを再びプレーしてはならない。
・ボールは、ペナルティーエリア外に直接けり出されたときにインプレーとなる。


上にも書きましたが、インプレーとなるのはボールがペナルティーエリア外に直接蹴り出されたときです。
風などで戻ってくる場合があるので副審はしっかり監視する必要があります。
逆に言えば、キックミスした時などはインプレーになる前に触ってしまえばやり直しになるのでボールを奪われずに済みます(笑)


●違反と罰則

ゴールキックからボールが直接ペナルティーエリア外にけり出されなかった場合、
・キックが再び行われる。

ゴールキーパー以外の競技者によるゴールキック

ボールがインプレーになって、他の競技者が触れる前にキッカーがボールに再び触れた場合(手または腕による場合を除く)、
・違反の起きた場所から行う間接フリーキックが相手チームに与えられる(第13条―フリーキックの位置を参照)。

ボールがインプレーになって、他の競技者が触れる前にキッカーが意図的にボールを手または腕で扱った場合、
・違反の起きた場所から行う直接フリーキックが相手チームに与えられる(第13条―フリーキックの位置を参照)。
・違反がキッカーのペナルティーエリアの中で起きた場合は、ペナルティーキックが与えられる。

ゴールキーパーによるゴールキック

ボールがインプレーになって、他の競技者が触れる前にゴールキーパーがボールに再び触れた場合(手または腕による場合を除く)、
・違反の起きた場所から行う間接フリーキックが相手チームに与えられる(第13条―フリーキックの位置を参照)。

ボールがインプレーになって、他の競技者が触れる前にゴールキーパーが意図的にボールを手または腕で扱った場合、
・違反がゴールキーパーのペナルティーエリアの外で起きた場合は、違反の起きた場所から行う直接フリーキックが相手チームに与えられる(第13条―フリーキックの位置を参照)。
・違反がゴールキーパーのペナルティーエリアの中で起きた場合は、違反の起きた場所から行う間接フリーキックが相手チームに与えられる(第13条―フリーキックの位置を参照)。

本条に関して、その他の違反があった場合、
・キックは、再び行われる。


このあたりは何度も出てきています。
曖昧になりがちなのでもう一度確認しておいてください。


●進め方 ― 違反
ボールがペナルティーエリアから出て、他の競技者が触れる前に、ゴールキックを正しく行った競技者が意図的にボールを再びプレーした場合、その競技者がボールに再び触れた場所からの間接フリーキックが相手チームに与えられる(第13条─フリーキックの位置を参照)。しかしながら、ボールを手または腕で触れた場合、直接フリーキックで罰せられ、必要であれば懲戒の罰則が与えられなければならない。

ボールがインプレーになる前に相手競技者がペナルティーエリアに入って守備側競技者によりファウルされた場合、ゴールキックが再び行われ、その守備側競技者は、その反則の質により警告または退場が命じられることがある。


PKにはならないので注意してくださいということですね。



第15条以降は形も同じで書くことがなくて困ってます・・・

が、いよいよ明日で終わります!
勝者を決定する方法も残っていますが、それはまた別の機会に書こうかなと思っています。



というわけで、今日はこの辺で。


・・・と思いましたが大事なことを忘れていました。

私は競技規則を引用するときJFAのサイトからダウンロードしたものを使っているのですが、目次を見ていきたいページにジャンプするといつも1ページずれていたのです。

今日、他の方のブログを読んでその理由が分かりました。
目次のページ数が去年のままになっていて、第3条以降ずれているそうです。そしてガイドラインからまた正しくなっています。
おそらくボールのロゴのところが改正されてずれたのでしょう。

競技規則が届いたときに全ページ見ましたが確かに1ページずれていた記憶があります。
なんで今まで気づかなかったのか!!と、悔やんでいます(笑)

あまり影響はないですが、一応お知らせでした。



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[ 2015/09/02 23:00 ] 競技規則第16条 | TB(-) | CM(0)

第15条の基本

今日は、「第15条 スローイン」です。



スローインひとつにもルールはたくさんあります。
しっかり監視するのは難しく、ファールスローがあってもついつい流してしまうことが多いかと思います。
ですが、取るべき反則はしっかり取るようにしましょう。


引用です。

スローインは、プレーを再開する方法のひとつである。

スローインは、グラウンド上または空中にかかわらず、ボールの全体がタッチラインを越えたとき、最後にボールに触れた競技者の相手側に与えられる。

スローインから直接得点することはできない。


●進め方

ボールを投げ入れるとき、スローワーは、
・フィールドに面する。
・両足ともその一部をタッチライン上またはタッチラインの外のグラウンドにつける。
・両手でボールを持つ。
・頭の後方から頭上を通してボールを投げる。
・ボールがフィールドから出た地点から投げる。

すべての相手競技者は、スローインが行われる地点から2m(2ヤード)以上離れなければならない。

ボールは、フィールドに入ったときにインプレーとなる。

ボールを投げたのち、スローワーは他の競技者が触れるまで再びボールに触れてはならない。


足が上がっている、ボールが頭上を通っていないの二点がよくあるファールスローではないでしょうか。
これらは防ぎようがないので見つけたらしっかりファールスローを取るようにしましょう。
特に小中学生の試合では取ってあげることが選手のためにもなります。

逆に防げるファールスローとしては、投げるポイントがずれているというものがあります。
こちらは投げる前に選手に声をかけるなどして、正しい位置から再開させるようにしましょう。
もし選手が注意に気づかず投げてしまった場合はファールスローとなります(3~4m程度は許容範囲とする審判員が多いです)。

2m離れるというのも意外と知られていないようです。
スローワーも知らないことがあるので主審が気づいたら注意しましょう。


●違反と罰則

ゴールキーパー以外の競技者によるスローイン

ボールがインプレーになって、他の競技者が触れる前にスローワーがボールに再び触れた場合(手または腕による場合を除く)、
・違反の起きた場所から行う間接フリーキックが相手チームに与えられる(第13条―フリーキックの位置を参照)。

ボールがインプレーになって、他の競技者が触れる前にスローワーが意図的にボールを手または腕で扱った場合、
・違反の起きた場所から行う直接フリーキックが相手チームに与えられる(第13条―フリーキックの位置を参照)。
・違反がスローワーのペナルティーエリアの中で起きた場合は、ペナルティーキックが与えられる。

ゴールキーパーによるスローイン

ボールがインプレーになって、他の競技者が触れる前にゴールキーパーがボールに再び触れた場合(手または腕による場合を除く)、
・違反の起きた場所から行う間接フリーキックが相手チームに与えられる(第13条―フリーキックの位置を参照)。

ボールがインプレーになって、他の競技者が触れる前にゴールキーパーが意図的にボールを手または腕で扱った場合、
・違反がゴールキーパーのペナルティーエリアの外で起きた場合は、違反の起きた場所から行う直接フリーキックが相手チームに与えられる(第13条―フリーキックの位置を参照)。
・違反がゴールキーパーのペナルティーエリアの中で起きた場合は、違反の起きた場所から行う間接フリーキックが相手チームに与えられる(第13条―フリーキックの位置を参照)。

相手競技者がスローワーを不正に惑わせたり妨げたりした場合、
・その競技者は、反スポーツ的行為で警告される。

本条に関するその他の違反に対して、
・相手チームの競技者がスローインを行う。


●進め方 ― 違反

審判員は、スローインが行われるとき、相手競技者はスローインを行う地点から2m以内に近寄れないことに留意する。必要であれば、主審はスローインの前に、この距離内にいる競技者を注意し、その後も正しい距離まで下がらない場合は警告しなければならない。プレーは、スローインで再開される。

競技者がスローインを正しく行い、不用意でも、無謀でも、また過剰な力を用いることもなく、意図的にボールを相手競技者に向けて投げて、はね返ったボールを自分のものとした場合、主審はプレーを続けさせなければならない。

スローインからボールが直接相手競技者のゴールに入った場合、主審はゴールキックを与えなければならない。スローインからボールが直接スローインを行った競技者のゴールに入った場合、主審はコーナーキックを与えなければならない。

ボールがフィールドに入る前にグラウンドに触れた場合、スローインが正しい進め方で行われたのであれば、再び同じ地点から同じチームにより行われる。スローインが正しい進め方で行われなかった場合、相手チームがスローインを再び行う。

ボールがフィールドに入らなければインプレーとはなりません。正しく行われていた場合は相手ボールにしないようにしましょう。




スローインは試合中何度も行われますが、ファールスローが見逃されていたり、正しいやり方を知らない選手が意外と多くいます。
主審としても、迷うようなスローを見かけることが多いです。見極めるのが難しいので、何度も経験することが必要だと思います。

ファールなどもそうですが、怪しいと思ったら一度吹いてみると次からも吹きやすくなります。私が吹いた試合ではファールスローが連続して結局元のチームのスローインになったこともあります。

また足元から頭上まで見なければいけないので、副審に足元の監視をお願いするなどしっかり監視できるようにしましょう。


これで第15条はおしまいです。

8月中に終わらせる予定だった競技規則解説ですが、いよいよあと2つです。
明日、明後日で終わわせようと思っています。



というわけで、今日はこの辺で。



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[ 2015/09/02 00:43 ] 競技規則第15条 | TB(-) | CM(0)
プロフィール

mariref

Author:mariref
横浜F・マリノスを応援しつつサッカー1級審判員を目指して活動中の3級審判員です。

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