サッカー1級審判員を目指して

競技規則の解釈や、Jリーグであった判定について、自分の審判記録などいろいろと書いていこうと思います。疑問・訂正等あればコメントよろしくお願いします。
サッカー1級審判員を目指して TOP  >  スポンサー広告 >  競技規則第6条 >  特定の状況下とは?

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

特定の状況下とは?

昨日の第6条の基本の記事についてコメントをいただきました。


副審の任務の6個目、「反則が起き、主審より副審がよりはっきりと見えるときはいつでも(特定の状況下で、反則がペナルティーエリア内で起きたときを含む)」について、特定の状況とは具体的にどのような状況か、また、敢えてこの文言を入れる必要があるのかというコメントです。

実は私も疑問に思いつつ自分なりの解釈で済ませていたのですが、調べても解説しているところは見つからず、上級審判員の方に聞いたこともなかったのでとりあえず私の解釈を書いていきたいと思います(近いうちに1級の方と会う予定なので、答えていただけたら追記します)。

まず、競技規則に疑義が生じた場合、英語版に基づくとなっているので、英語版の競技規則から引用すると、

. when offences have been committed whenever the assistant referees have a better view than the referee (this includes, in certain circumstances,offences committed in the penalty area)

また、日本語版では

・反則が起き、主審より副審がよりはっきりと見えるときはいつでも(特定の状況下で、反則がペナルティーエリア内で起きたときを含む)

となっています。「より」が二つあって分かりにくいですが、言い換えると「主審より副審のほうがはっきりと反則が見えるときはいつでも」という感じでしょうか。


英語のほうが分かりやすいですが、英語から日本語になる過程でニュアンスが変わってしまったということはないように感じます。


というわけで、まず"特定の状況"とはどういう状況かということを考えたいと思います。


私が考えたのは

・カウンターなどで主審が追いついていない
・ゴールキックや、ペナルティエリア内の守備側FK


の2点。また、知り合いの3級審判員に相談して出てきたものとして、

・シミュレーションやハンドリング

があります。


どういうことかというと・・・

まず、カウンターの場合主審のスピードよりボールのほうが明らかに速いですから、主審は遠くから判断することになります。

明らかにペナルティーエリア内で反則があれば多少遠くても主審が判断できますが、ゴールラインに平行なペナルティーエリアのライン上ぎりぎりで反則が起こった場合、主審には判断がつきません(横については主審のほうが判断しやすいです)。

打ち合わせをしっかりしておく必要がありますが、こういう場合副審は

1.PKならば主審が笛を吹いた後ゴールラインとペナルティーエリアラインの交点に移動
2.FKならばそのままもしくはゴールラインに平行なペナルティーエリアのラインのところに移動

とお願いされることが多いかと思います。

このように、反則が起きたのがペナルティーエリアの中か外かを副審が判断する場合というのが一つ目。


次に、ゴールキックやペナルティエリア内の守備側FKですが、ゴールキックは昨日も書いた通り3つの順序があり今回の場合、2の違反になります。これも縦方向の話ですが副審のほうがはっきりと見え、ボールが外に出ているかどうかの判断は基本的に副審に任されています。

ここまでは知っている方も多いと思いますが、まだあります。ペナルティーエリア内の守備側のFKはペナルティーエリアから直接出るまでインプレーとはなりません(この前私も間違えました)。こちらもゴールキックと同様に副審のほうがはっきりと見えます。

このように、インプレーになっているかの判断を副審がするという状況が二つ目。


最後に、シミュレーションやハンドリングについて。これは知り合いの方に聞いたのですが、人が重なって見えないような場合、倒れたのがファールなのかシミュレーションなのか、あるいは手でコントロールしていないか、副審のほうが見やすい場合があります。

得点にかかわる場合があるので、シミュレーションがPKという判定になってしまったりした場合には主審に知らせる必要があると思います。

この場合、攻撃側の反則という事もあるので、必ずしも守備側競技者の反則に限ったルールではないのではないかと思います。


以上3つの点が特定の状況の例として挙げられるのではないでしょうか(あくまで個人的な解釈ですので参考程度に・・・)。


ほかにもいろいろあるとは思いますが、これらを一つひとつ書いていたら反スポのように多くなってしまうので、特定の状況下とまとめたのではないかと思います。詳しくは分かりませんが・・・


また、ペナルティーエリア内でと書いてあることから、基本的にペナルティーエリア内の反則は得点にかかわる場合が多く、副審が旗を上げることで選手の動きが止まってしまう事なども考えられるため、明らかに副審のほうがはっきり見える場合以外はあげないほうがいいという意味で()書きで注意してあるのかなと思います。

この点については試合前の打ち合わせでどこまで副審がサポートすればいいかというのを聞いておく必要があります(すなわち、主審によって特定の状況というのも変わってくるものだと思います)。



以上が特定の状況下についての私なりの解釈です。


大事なのは主審とのコミュニケーションです。帯同の審判であっても、軽い打ち合わせはするようにしましょう。


※しつこいようですが、あくまで個人的な解釈であり、上級審判の方に聞いたりしたわけではないので、もし何か知っているという方がいればコメントしてくださると助かります。

2016.2.8追記
解決しました
特定の状況下とは?が解決!&その他諸々
追記ここまで



にほんブログ村 サッカーブログ サッカー審判へ
にほんブログ村
スポンサーサイト
[ 2015/08/20 22:00 ] 競技規則第6条 | TB(-) | CM(2)
早速のご回答ありがとうございます。私自身も良く考えてみたいと思います。取り急ぎ御礼まで。
[ 2015/08/20 22:15 ] [ 編集 ]
Re: タイトルなし
> 早速のご回答ありがとうございます。私自身も良く考えてみたいと思います。取り急ぎ御礼まで。

コーチKGさん、こちらこそよく考えるいい機会になりました。

少しでも参考になったでしょうか。

また疑問点等あれば気軽にコメントしてくださいね。
[ 2015/08/20 23:40 ] [ 編集 ]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

mariref

Author:mariref
横浜F・マリノスを応援しつつサッカー1級審判員を目指して活動中の3級審判員です。

検索フォーム


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。