サッカー1級審判員を目指して

競技規則の解釈や、Jリーグであった判定について、自分の審判記録などいろいろと書いていこうと思います。疑問・訂正等あればコメントよろしくお願いします。
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第12条の基本

今日は、「第12条 ファウルと不正行為」です。



とても奥が深く、一回どころか何回読んでも理解しきれません。

というわけで今回は基本的に言葉の紹介に留めようと思います。



●直接フリーキック

競技者が次の7項目の反則のいずれかを不用意に、無謀にまたは過剰な力で犯したと主審が判断した場合、直接フリーキックが相手チームに与えられる。
・相手競技者をける、またはけろうとする。
・相手競技者をつまずかせる、またはつまずかせようとする。
・相手競技者に飛びかかる。
・相手競技者をチャージする。
・相手競技者を打つ、または打とうとする。
・相手競技者を押す。
・相手競技者にタックルする。

次の3項目の反則のいずれかを犯した場合も、直接フリーキックが相手チームに与えられる。
・相手競技者を押さえる。
・相手競技者につばを吐く。
・ボールを意図的に手または腕で扱う(ゴールキーパーが自分のペナルティーエリア内にあるボールを扱う場合を除く)。

直接フリーキックは、反則の起きた場所から行う(第13条―フリーキックの位置を参照)。


なぜ、7つと3つに分かれているか知っていますか?

答えは簡単で、下の3つは意図的でないと起こらないことだからです。

例えば、ボールを蹴ろうとして相手を蹴ってしまったり、スライディングが勢い余って相手を倒してしまうことはあります。
しかし、手が勝手に相手競技者を押さえたり、口が勝手に唾を吐いたりすることはありませんよね?

こういう違いがあるので、下の3項目は犯した時点で反則確定です。


●間接フリーキック
ゴールキーパーが自分のペナルティーエリア内で、次の4項目の反則のいずれかを犯した場合、間接フリーキックが相手チームに与えられる。
・自分のものとしたボールを放すまでに、手で6秒を超えてコントロールする。
・自分のものとしたボールを手から放したのち、他の競技者が触れる前にそのボールに手で再び触れる。
・味方競技者によって意図的にゴールキーパーにキックされたボールに手または腕で触れる。
・味方競技者によってスローインされたボールを直接受けて手または腕で触れる。

競技者が次のことを行ったと主審が判断した場合も、間接フリーキックが相手チームに与えられる。
・危険な方法でプレーする。
・相手競技者の進行を妨げる。
・ゴールキーパーがボールを手から放すのを妨げる。
・第12条のこれまでに規定されていないもので、競技者を警告する、または退場させるためにプレーを停止することになる反則を犯す。

間接フリーキックは、反則の起きた場所から行う(第13条―フリーキックの位置を参照)。



こちらも結構基準が曖昧だったり、あまり起こらないプレーが多いので迷いやすいです。

一番多いのは危険な方法でのプレーでしょう。

危険な方法でプレーしたと判断する際の主なポイントとなるのは、

・競技者(本人を含む)が負傷する恐れがある
・身体的接触がない


の二点です。

例えば、ある競技者がヘディングしようとしているボールをほかの競技者が蹴ろうとすれば、蹴ろうとした競技者の反則ですが、ボールが低いところ(腰より下あたり)にある場合は、ヘディングしようとした競技者の反則となります。
自分自身を負傷させる恐れがあるためです。

ボールを体で覆い隠すのもこの反則にあたります。


また、この前の記事にも書きましたが「直(間)接フリーキックは、反則の起きた場所から行う」んですよ~

あと、間接FKのときは手を上げるのを忘れないようにしましょう。



続いて警告、退場です。
こちらはそれぞれ7項目の引用のみにします。


●警告となる反則

競技者は、次の7項目の反則のいずれかを犯した場合、警告され、イエローカードを示される。
・反スポーツ的行為
・言葉または行動による異議
・繰り返し競技規則に違反する
・プレーの再開を遅らせる
・コーナーキック、フリーキックまたはスローインでプレーが再開されるときに規定の距離を守らない
・主審の承認を得ず、フィールドに入る、または復帰する
・主審の承認を得ず、意図的にフィールドから離れる


●退場となる反則

競技者、交代要員または交代して退いた競技者は、次の7項目の反則のいずれかを犯した場合、退場を命じられる。
・著しく不正なファウルプレー
・乱暴な行為
・相手競技者またはその他の者につばを吐く
・意図的にボールを手または腕で扱い、相手チームの得点または決定的な得点の機会を阻止する(自分のペナルティーエリア内でゴールキーパーが行ったものには適用しない)
・フリーキックまたはペナルティーキックとなる反則で、ゴールに向かっている相手競技者の決定的な得点の機会を阻止する
・攻撃的な、侮辱的な、または下品な発言や身振りをする
・同じ試合の中で二つ目の警告を受ける



3級以上を目指す方は、最低でも直(間)接FK、警告、退場となる反則については覚えておかなくてはいけません。
競技規則テストにもかならず出ます。
第12条に関する出題がなければおそらく競技規則テストとして成り立たないので・・・

もちろんテストのためだけではなく、実際のレフェリングでも覚えていないと自信を持って判断できません。


最後にガイドラインから2つだけ引用します。


●ファウルとなるための基本的条件

反則をファウルとして判断するためには、次の条件が満たされなければならない。
・競技者によって犯される
・フィールド内で起きる
・ボールがインプレー中に起きる

ボールがインプレー中、反則がフィールド外で犯されたことで主審がプレーを停止した場合、プレーはボールがあった位置でドロップボールにより再開されなければならない。
ただし、ゴールエリア内でプレーが停止された場合は、ドロップボールは、プレーを停止したときにボールのあった地点に最も近いゴールラインに平行なゴールエリアのライン上で行う。


●不用意な、無謀な、過剰な力で

〝不用意な〟とは、競技者が相手に挑むとき注意や配慮が欠けていると判断される、または慎重さを欠いてプレーを行うことである。
・ファウルが不用意であると判断された場合、懲戒の罰則を追加する必要はない。

〝無謀な〟とは、競技者が、相手競技者が危険にさらされていることをまったく無視して、または結果的に危険となるプレーを行うことである。
・無謀な方法でプレーした競技者は、警告されなければならない。

〝過剰な力で〟とは、競技者がはるかに必要以上の力を用いて相手競技者を負傷の危険にさらすことである。
・過剰な力を用いた競技者には、退場が命じられなければならない。



何が不用意で何が無謀で何が過剰な力なのか、主審によって基準が変わることもあると思います。
ここに一応基準が書いてあるので迷ったらこのうちのどれにあたるのか考えると良いかもしれません。




こんな感じで第12条の基本の説明はおしまいです。

この記事を書いているときもあれもこれもと書きたいことが出てきたので逆に全部我慢して最低限にしました・・・。
それぞれの項目ごとに記事を書けそうなぐらい書くことがあるので、だんだん増やしていければいいなと思っています。



ここで今月のお願いです。


100票ぐらい集まったらいいな~なんて思っています(現在自分を含めて7票です)。
審判をやっている方、ぜひ投票お願いします!









あと、こちらの記事も読んでもらえるとありがたいです。



というわけで、今日はこの辺で。



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[ 2015/08/28 23:00 ] 競技規則第12条 | TB(-) | CM(0)
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Author:mariref
横浜F・マリノスを応援しつつサッカー1級審判員を目指して活動中の3級審判員です。

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